3人の子供たち。
みんなそれぞれ歯並びは違います。
歯の隙間がなかったり、噛み合わせが気になったり、それぞれに問題点があります。
母親の私自身が歯並びは良くないから、きっと遺伝なんだと思ってました。
この本を読むまでは・・・
読めるものなら、もっと早くに読んでおきたかった。
『お口の育て方』のブックレビューです。
Contents
『お口の育て方』
ある朝、家事がひととおり済んで新聞を広げていたら、ある広告に目が留まりました。
『お口の育て方』
何だか気になるタイトル。
お口って育てられるの?
さらに気になる一文が。
『将来の歯並びは、0~3歳のお口の習慣で決まります!』
ええ!
歯並びって遺伝じゃないの?
0~3歳のお口の習慣?!
ちょうど子供たちの歯並びで悩んでいた時だったから、早速図書館で予約しました。(←買いなさい!)
シンプルで読みやすい
とってもシンプルな表紙です。
厚さも1センチほどで、予想していたより薄い。
中も表紙と同じイラストと、シンプルな文章で構成されています。
ちょっと拍子抜け。
もっと文字数いっぱいで、厚さも2~3センチほどの本を想像していました。
あっという間に読み終わってしまいそうです。
いくつ当てはまりますか?
これ裏表紙です。
あなたはいくつ当てはまりましたか?
私は…5つも!!
きっとあてはまるのが多い方がダメな感じ。
読む前からちょっとヒヤヒヤです。
だって、ちょうど3人目の離乳食を、早く食べさせたくってスプーンをお口にグイッ!なんて毎日、毎食やってます。
こぼされたくないからストローとか、口元まで持って行くとか、
これダメなの?!
ドキドキの内容
シンプルな内容とは裏腹に、中身は衝撃的な事実ばかりでした。
『1.哺乳』
目次なんですが、『1、哺乳』から始まっているんですよ。
歯並びって、歯が生え始めてからの問題かと思ってたんです。
おっぱいやミルクを飲んでいる時の習慣から、すでに歯並びに影響を与えているのです!
しかも正しい哺乳姿勢などが載っているのですが、
私、やってない。
しかも3人とも。
ついついおっぱいあげながら、自分のことしたくて悪い姿勢になってた…
ガーン…
『2.離乳食』
そして続く離乳食。
まさに3人目が離乳食中で、一番興味があるところです。
こうしてはいけません、という事も書いてあるのですが、
それめっちゃやってます!
現在進行形でやってます!
もちろん上2人にもやってました!
ということばかり。
もうショックでショックで立ち直れません。
ちなみに裏表紙にも書いてあった、
「時間がないからスプーンをお口にグイッ!」なんて、誰しも一度はやったことがあるのではないでしょうか?
あんまり良くないとは思いつつも、早く食べさせないと遊び始めちゃうし、かといって栄養もしっかり取って欲しいから。
ささいなことだと思っていたことが、その後の「歯並び」に、
ひいては「顔だち」「成績」「歯科治療費」にまで関係してくるなんて衝撃的すぎます。
今からでも遅くない
0~3歳までのお口の習慣となっています。
うちの子3歳過ぎてるよ!
もう取り返しがつかないの?
我が家も長男が6歳、長女が3歳だから、時すでに遅し…なのかと思いました。
でもこちらの本には、『6.幼児食』や『7.噛むことと脳』などのページで、きっとお兄ちゃんお姉ちゃんにも応用できそうなことが書いてあります。
たしかに0~3歳を過ぎてしまったお兄ちゃんお姉ちゃんは、もうだいぶ歯並びが出来てきてしまっているけれど、だからといって気にしなくていいことはありません。
今からでも気を付けていくことは、お口の良い習慣づくりになると思います。
(と自分に言い聞かせる)
この本はもっと早く、出来れば出産前から読んでおきたかった、私にとっては衝撃的な内容でした。
子供の歯並びが気になる、小さい子供がいるパパママは一度は読みたい、そんな本だと思います。
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